恒例行事の香港国際競走参戦
この日は最近の私の毎年恒例行事となっている香港での競馬です。香港国際競走は1日でGIレースが4レース開催されます。日本馬もそこそこの頭数が毎年参戦しています。
競馬場はシャティン競馬場（沙田競馬場）。香港にはもう一つハッピーバレー競馬場というのが香港島の街の中心近くにありますが、香港の主要な大レースはこちらのシャティン競馬場で行われます。
まずは競馬新聞の調達
いつもは競馬当日の日曜日の朝、香港のコンビニ等で売っている英字新聞「South China Morning Post」を購入しています。12香港ドルなので200円弱くらいです。安い！
これは英語なので多少読めるのと、中にいくつも冊子が入っているものの一つが競馬新聞の冊子で、これだけ持って行けば競馬に使えます。例年私はこの新聞に頼って競馬してます。競馬新聞の部分は新聞全体のかなり一部分なので、他の部分を使わないのはもったいない感じもしますが、目的に足りるのでOKです！
以下見ていただいた通りですが、地元紙はやっぱり地元馬を注目・応援している感じですね。
ただ、いつものこの方法だと当日朝に新聞を買ってから予想するのでちょっと慌ただしいです。なので今回はちょっと作戦を変えてみました。今回は当日より前に販売されている専門紙（新聞というよりも薄い雑誌みたいなもの）をコンビニで買ってみました。30香港ドルなので500円弱。日本の専門紙とだいたい同じ価格ですね。
こちらも地元馬を応援している感じですねｗ。
おおむね中国語で書かれていますが、馬名は英語も書かれているので読めるのと、書かれている情報は競馬ファンなら言語が違ってもだいたい理解出来るものばかりです。ジョッキーの名前は漢字ですが、これは一度覚えてしまえば大丈夫。莫雷拉＝モレイラ、みたいな感じですｗ。
競馬場の席について
私、以前から香港に競馬友達がたくさんいるので、最近ほぼ毎年香港国際に来ています。友達のうちの誰かがスタンド内にあるレストランの席を毎年予約してくれるのです。なので私は事前予約などの必要もなく、当日はスタンドでご飯を食べながら友達と競馬観戦出来ています。本当に感謝です。
我々の席ではないですがこんな感じです。競馬場というよりもレストランです。卓上にマークシートがあるのが完全に競馬場ですがｗ。
ご飯はビュッフェ形式なので好きなものを取ってこられる仕組みです。
ロブスターがあったので（本当はもっと大盛りで置いてある）まずこれをもらってきましたｗ。おいしかった！
レース開始ごろの昼過ぎにはメインなご飯ものがいろいろあって（刺身とか生カキとかローストビーフなどなど）、さらにデザートなどもあります。さらにさらに３時過ぎくらいになると軽食（以下）なども用意されて至れり尽くせりです。
テーブルのある所から馬券売り場前を通ってコース側に出ると、ゴール板後あたりのバルコニーに出られます。
だいたいゴール板当たりくらいまでバルコニーがあります。なかなか良い位置です。
今年の香港国際競走
皆様ご存知かと思いますが、2019年夏頃から、香港ではデモが行われています。デモがあると公共交通機関に影響が出る場合があり、その影響もあってか来場者数はいつもより少ないようです。実際のお客さんの入り状況を見てみても、いつもの香港国際競走の日と比べると少ない感じです。デモのニュースなどを見て、 海外からのお客さんもそれなりに減っているのではないかと想像出来ます。
日本からの出走馬
出走馬については、残念ながらアーモンドアイが直前で出走回避してしまいました。出走していたらきっとダントツで勝っていたでしょうしそれを見てみたかったのですが、出発直前の熱発だったようで仕方ありません。ただ日本馬もたくさん来ていて有力馬もいますので期待大です。
春に香港のGIを勝ったウインブライトは香港カップに出走、マイル戦の日本の強者たちも数多く香港マイルに出走、香港馬はあまり得意としていないクラシックディスタンスである香港バーズの日本からの出走馬たち、地元勢が強いスプリントにも日本馬出走がいます。
さて、香港国際競走の結果は？
すでに結果をご存知の方も多いかと思いますが、4つのGIレースのうち日本馬が3勝という日本にとって大変素晴らしい結果になりました。
日本馬が海外で活躍するのも素晴らしいですし、香港競馬は賞金も高いですのでその強豪ひしめく中での勝利には価値があります。
・香港カップ
日本から参戦したウインブライトが勝ちました。春の香港でのGIに続いての勝利です。着差は小さかったですがまた香港でのGI勝ちです。香港の馬場が合うんでしょうね。おめでとうございます。
・香港バーズ
日本から参戦したグローリーヴェイズが勝利、ラッキーライラックが2着と日本馬が上位独占でした。地元香港馬は香港での長距離レース自体が少なく層が薄いので今後も日本馬の活躍が期待できると思います。
・香港スプリント
スプリントは地元馬が上位独占でした。元々短距離は香港馬の得意とするところですので、やっぱり地元は強いですね。
・香港マイル
こちらは日本から参戦したアドマイヤマーズが地元香港の強豪を抑え勝ちました。この路線は地元馬が強いですのでその中での勝利は素晴らしいと思います。
私の馬券結果
私の馬券はというと、朝一の一般レースの馬連と香港スプリントの馬連、香港カップのウィンブライトの単勝が当たり、トータルではトントンくらいでした。日本馬の勝利に乗り切れていないちょっと残念な結果でした。まあ負けなければ良しとしましょう！
香港国際競走2019を振り返って
今回は日本馬が3勝もして久々に日本馬強しという結果でした。香港のシャティン競馬場で3回も君が代が聞けて本当に良かったです。
コメント